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日記

ブックマークしている日記は少ないけれど人の日記を読むのは、好きで、誰かが退屈しのぎに書いた文章が自分の退屈を埋めてくれれば、それでそれがたのしければ、それはとても生産性があるし、生きるうえでの当然の行為として書くのです!という気持ちの人が…

今月

シェイクスピア ボードレール ベケット イプセン サロイヤン カポーティ 渋澤龍彦 村上春樹 吉田修一 保坂和志 阿部和重 角田光代 小川洋子 笙野頼子 多和田葉子 堀江敏幸 青山真治 角田光代以降何も考えずに手に取るまま短編をつまんでみた。すっごい「小説…

Other voices Other rooms

ってのは本当にいいタイトルで。最近は秋に正直にかなりの量の本を読みふけっていたのだけれど、昨日カポーティにうひゃーって思った。昔家の人たちが確か熱心にカポーティを読んでいたのだけれど、『ティファニーで朝食を』を20ページで飽きちゃった私は大…

5/37 マクベス

まだしみが残ってる。消えておしまい、いやなしみ!消えろと言えば!一つ、二つ。おや、じゃ、もう時間だわ。地獄って陰気だわねえ!まあ、あなた、なんですの、軍人のくせに、こわいのですか?誰に知られたかとて恐れる事はないのではありませんか?国王を…

4/37 ヴェニスの商人

本当、私の小さな体には、この大きな世界が重たすぎるのよ

3/37 オセロー

泣こうとしても泣けないけれど、返事をすればきっと涙が出てくるわ **************** 「あたしはとてもそんな悪いことできないわ、世界中みんなくれるって言われたって。」 「だって、悪いことったって、せいぜいこの世界の中での話じゃござ…

さっき買う。

停電の夜に (新潮クレスト・ブックス)作者: ジュンパラヒリ,Jhumpa Lahiri,小川高義出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/08/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 42回この商品を含むブログ (75件) を見るこの人美人。

2/37 『あらし』(『テンペスト』)

怖がることはないよ この島はいつでも音でいっぱいだ、音楽や気持ちの良い歌の調べが聞こえて来て、それが俺たちを浮き浮きさせてくれる、何ともありはしない、時には数えきれないほどの楽器が一度に揺れ動くようになりだして、でも、それは耳の傍でほんのか…

1/37 『十二夜』

音楽が恋する心の糧なら、もっと続けてくれ、 思う存分味わわさせてくれ。食べ過ぎて、 胸につかえて、やがて食欲がなくなればよい。 あの曲をもう一度! ********再読。 なんで一つめがこれかって言ったら『十二夜』は最初読んだとき読みやすいなあ…

親子

ジョン・アップダイクの『同じ一つのドア (新潮文庫 ア 3-2)』って短編集が、最初読んだ中学生だか高校生だかの頃はうへー詰まんないなあとか思って途中でやめちゃったんだけどあるとき読み返したらとてもよくて好きで、でその息子も物書きだと最近ブックオ…

堪能

The New English Dandy作者: Alice Cicolini出版社/メーカー: Assouline発売日: 2005/10/15メディア: ハードカバー購入: 1人 この商品を含むブログを見る男の子もジャケットの胸にコサージュつければいいじゃん!ってあれ。これじゃないんだけどなあ。探して…

「眼差しは人間の残滓」

メトロから屋外に出て、地上の燦々たる陽光の中に足を踏み入れて驚いたことのない者がいようか。しかしながら2,3分前、地下に降りていったときも、太陽はまったく同様に輝いていた。そんなにも早く、地上界の天気のことを忘れてしまったのだ。地上界自体も同…

いろいろ

読んでるんだけどもね。 キットラーの『グラモフォン・フィルム・タイプライター』を今日は雨の中延々と読む。すごいの書く人がいるものだ。おもしろい。ちょっとあぶない感じがする。 ところではてなではサブアカウントが取れるというのでもう最後くらい勉…

前々から

気になっていたのは塩野七生の「ローマ人の物語」シリーズで、今はようやく『ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)』を読んでます。世界史とか歴史が私は全く駄目で、それこそ常識程度の知識もないのでなんでこんなのに興味を持っ…

かたちの詩学 morphopoiesis向井周太郎著作集とコンクリートポエトリー選集が一緒になって3800円。買える値段じゃないか。と思って図書館で見てたんだけどアマゾン見たら定価で5000円くらいした。モノが違うのかと思ってISBNで出してもやっぱりそうだった。…

大学

ちょっと勘違いしてて、レマルクを大至急読む羽目に。図書館に行ったら探してた本は書庫資料扱いだったのでもしやと思うとすごいよ、1929年の本が出てきた。昭和4年!実際読んだ本としては一番古いんじゃないかな。漢字とかルビとかすごい。

古本で買う。

ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)/アンドレイ・クルコフ 八月の光 (新潮文庫)/フォークナー 老人と海 (新潮文庫)/ヘミングウェイ 「憂鬱症のペンギンと暮らす売れない短編小説家 ― 不条理で物語に満ちた新ロシア文学。」というのはとても気になっ…

あと、

本も買った。 Andy Warhol Fashion 空腹の技法 (新潮文庫)/オースター 読む本溜まる。あと就活の勉強用にも買った。 この本の装丁がとても良いなあと思っていたらやっぱり立花文穂さんでした。 それで最近本秀康とかいくえみとかの漫画も読んでます。でもま…

久しぶりに

relaxとSTUDIO VOICE買いました。relaxは楽器特集でSTUDIO VOICEは「写真集中毒のススメ」。なんで私は楽器できないんでしょう。キセル第3スタジオが載ってたよ。

フィネガンズ・ウェイクを

結局買った。あはははは やっぱりとんでもないジョイス。麻薬的。私ユリシーズも最後の数ページしか読んでない(くせに読んだ気でいる)のだけれども、これを4まで読んだら何を考えたら良いのかわからなくなってしまいそうね。 麻薬的。

今なら

社員割引10%+カード割引10%でさらに洋書ならまたまた10%引き というステキな値段で本が買えるよ今週末まで。欲しい本があれば頼みなよ。 でもお金がないんです。河出文庫から出てるフィネガンズ・ウェイク 1 (河出文庫)〜4が欲しい。てかこれはもうそろ…

受賞作。

今だから阿部和重を読むミーハーな私です。 文藝春秋が家にあったから読んだんだけど、選評てのは思いのほかおもしろくない。「リアルな怖さがない」とかそういうのはどことなくあははと言える感じで、全部がなんかもう怖い。あとデジタルと実体、とかそうい…

ロスト・ジェネレイション。

最近は、ヘミングウェイとかフィッツジェラルドとかのアメリカの失われた世代の作家を読んでるんだけど、今この辺を読む同世代ってどれくらいいるんだろうか。アメリカ文学だけじゃなくても、ジョイス始め1920年前後にパリに渡った人たちにはずっと興味があ…

筒井康隆『文学部唯野教授』

これを読んでると前に受けてた文学批評理論の授業のおさらいをしてるみたいだ。それにしてもいい授業をしてたなぁあの先生は。唯野教授より断然良いよ だって、 もうこの唯野教授のしゃべり方がひたすら気持ち悪くて危うく途中で放棄するところだったもの。…

買った本たち。

バイト先で買う。 文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)/筒井康隆 誰がために鐘は鳴る〈上〉 (新潮文庫)誰がために鐘は鳴る〈下〉 (新潮文庫)/ヘミングウェイ 『広告』Vol.363 2月号(文房具特集) 『ブレーン』3月号(特集2がタイポグラフィー) そのあとH…

勉強以外に最近読んだのは 十二人の怒れる男/レジナルド・ローズ 実録・外道の条件 (角川文庫)/町田康 戦争写真家ロバート・キャパ (ちくま新書)/加藤哲郎 明るい部屋―写真についての覚書/ロラン・バルト 『十二人の怒れる男』は、まえにDVDを借りたのに…

Esquireは旅する写真家。ティルマンスと若木信吾を。 ぺヨンジュンの独占インタビューがあるためポスターを配ることになっている。でもさすがに相手を選ばなくては。あと店のブックカバーが広告のために酷いことになっててこれでカバーをかけると相手に悪い…

W-J・オング 『声の文化と文字の文化』

知ってたんだからもっと早く読んどけよ!とか思いつつも、間に合ってよかった。 第5章、聴覚の優位から視覚の優位 とか、印刷によることばの空間化 とか。マラルメもカミングスもコンクリート・ポエトリーも見事に全部出てきました。デリタとか読もう。 ISBN…

若木信吾

買った。 Young tree Press vol.1&2 (http://www.youngtreepress.net/) これはイイネ。若木信吾好き。ドキュメント性が好きなんだと思う。 ドキュメント写真全般好き。でもたまにものすごくえげつなかったりうっとおしかったり押し付けがましくなるものが…

と、ゼミ。

保坂和志を読んでいます。 あとはソンタグの『写真論』。 20日のゼミ登録まで読まなきゃいけないのがわんさかある。 とりあえず先生のところに本を取りに行かなくては。 先生は「風」についての論文を書きたいらしい。「木枯らし神経症」なんだって。だから…