日記
ブックマークしている日記は少ないけれど人の日記を読むのは、好きで、誰かが退屈しのぎに書いた文章が自分の退屈を埋めてくれれば、それでそれがたのしければ、それはとても生産性があるし、生きるうえでの当然の行為として書くのです!という気持ちの人がいれば生きるうえでの当然の行為として読んでいるのです!とも言えちゃうのだけれども(ほんとかな、)、あと意味の無い人の毎日の云々を意味も無く流し読むような意味の無い時間の使い方も、時間に対する反抗心みたいで良いと思うんだけど、とにかく面白い文章が日記くらいの頻度で出てきてくれるのは好都合ねってことで最近読んでいるのはウィトゲンシュタインの日記です。
私ウィトゲンシュタインはほとんどちゃんと勉強していないのだけれど単純にこの装丁が、ああいう系の本の中にあってすごい目を引くって言うのと、パッと開いたページに「私はだらだらするのが好きだ。」って書いてあったのに心奪われて、買って、それを丁寧に一日分ずつ読んでいるのです。ふつうにおもしろいです。
- 作者: ル-トヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン,イルゼ・ゾマヴィラ,鬼界彰夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/11/18
- メディア: 単行本
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ちなみにこうやって帯が表紙の一部になってる風の装丁、嫌い。本の帯ってけっこう嫌い。