ディク

http://www.thefreedictionary.com/

とりあえずこの辞書がめちゃくちゃ便利。今まで使ってなかったのが悔やまれるほどに便利。特にライティング時に超便利。辞書って楽しい。




それにしても今日一日眠過ぎ寝過ぎ。ぐだぐだ。生理中のこのなんとも言えない眠気ってほんとすごい、作業の途中だろうとなんだろうと平気でぐてんって眠れる、薬飲んだ時みたいな。おかげでびっくりするほど何にもできないけど睡眠が得意でない人にはある意味しあわせ。前も言ってたかもしれないけど生理の眠気と薬の副作用の眠気は、あの不可抗力的な眠気は、どろっとしていて気持ちがいい。だからおなか痛くて薬飲んだらそれこそケシ畑のドロシー状態。

卒論、自分で日本語で書いたのを翻訳するっていう一番やりたくない作業、を、昨日今日やっているのに恐ろしく進まない。プリンターが使い物にならなくて、紙がうまく流れて行かないみたいでようやくプリントできても文字列が斜めに印刷されたりしていて読みにくいし、もうほんとイリテイティングで腹が立つ。週末プリンタ買う!せっかくだからいいの買う!フィルムスキャン出来るの買う!あと三週間、、、
ところでベンヤミンの『大著(でんわちょう)の原理 もしくは 分厚い本を作る術』と『作家の技術13か条』に書いてあることがとてもおもしろい、論文もこんな風に書いて行けば良いのだよ君。

「論述の全体にわたって、内容構成についての饒舌な説明を、たえず差し挟まなければならない」
「図で説明出来るような関連でも、言葉で詳しく述べること」
「手仕事の道具に無頓着であってはならない。特定の紙、ペン、インクに、うるさいほどこだわるのは有益である。贅沢をせよというのではないが、こうした道具が豊富にそろっていることは不可欠だ」
「いかなる考えも、匿名のまま通過させてはならない。メモ帳への記入は、役所が外国人登録簿をつけるときくらい厳しくやること」
「霊感に対しては、君の筆に素っ気ない態度を取らせるのがよい。そうすれば筆は磁石のような力で、霊感を君の方へ引き寄せるだろう」
『話すことは考えを征服するが、文字は考えを支配する」
「著述の諸段階:考え、文体、文字。(・・・)考えが霊感を殺し、文体が考えを束縛し、文字が文体に報酬を払う」

最後のとかは卒論にも入れたいアイデア。書くこと、の露現としての文字を見ること、の意識から生まれた「見られる詩」を書くこと、についての卒論を書いてます。