しかしながら

私が今、たった今この時間やらなくてはいけないのは、戦争文学です。
水曜日の締め切りはびっくりするくらいすぐだ。

今日は一日中、モードリス・エクスタインンズという人の書いた春の祭典―第一次世界大戦とモダン・エイジの誕生という分厚い本を読んでいて、これは本自体凄く面白くて時代に興味あるなしに関わらずおもしろいんじゃないかと思うんだけど、「春の祭典」ていうのはモダニズムのランドマーク的存在になったバレエの作品のタイトルだそうです。
戦争って言う類のものに、芸術、とくにバレエというものを同居させる時に私が感じるなんともいえない印象は、なんて言ったらいいのかわかんないけど、確実にある種の印象を受ける。戦争文学や映画とはまるでちがって、バレエが与えるあの独特な感じ。こわい、というのは一番単純で近い言葉かもしれない。ダダイズムが私は嫌いなんだけれども、あれにもわたしはある種の「こわい」という感情を持って、でもそれに対する印象とも違う。なんだろ。