かばんを
作った。
最近まわりにかばんだの創作だのという話題が一気にだだっと来たので、かばん職人の娘としては血が騒ぎ、久しぶりに作りました。
かばん職人っていうか、レザークラフト職人なんですが。
かばんとかポーチとかを作るのは昔から大好きだったんだけど、ぶっちゃけ私はミシンというものがもう大っ嫌いで、かといって手縫いなんてめんどくさいし、作るのは好きなんだけどいっつも あーめんどくさーい とか思いながら作ってるんです。で、うちは両親ともモノを作る人たちなので、子供たちもそうなんだけど、家の中で相対的に見ると明らかに自分は不器用なのでそれもなんかいやで。
で、今回、本体の部分はうすーい柔らかいレザーを使っているからミシンでがんがん縫ってたんだけど、やっぱり ミシン嫌い とか思いながらやっていまして。
でもねー。このベルト作るのがおもしろくておもしろくて。
最初、適当に仕事場からちょうどよさそうな革紐とかもらって編んで作ろうかと思ったんだけど、それじゃあ夏っぽすぎるし、しかも適度なのがなく、仕方なく最初から作ろうと思い立ったんだけど、普段レザークラフトにはあんまり手を出さないからやっぱり めんどくさい とか思いながらやり始めたのですが、なんか父親が妙にきちんと教えてくれるので、裁断・染色・金具付け全部きちんとやった ら、もーうおもしろいのなんの。といっても作ったのこのベルトだけなんだけど。や、でも、革おもしろいなーってすっごく感じて。この父親が革好きが転じてこの職業になった人だから、たぶんその遺伝子が目を覚ましたのでしょう。前から革のもはかなり大好きだったんだけど、扱うのはまた別で楽しい。なので調子に乗って「後継ぐよ!」とか言い出しそうでした。
夏休み中に、革でなんかまたつくろうかと。今度はもっとちゃんとしたものを。