バラとハローと、さよならと灰で。

(Do you think?) the
i do, world
is probably made
of roses&hello,



(of solongs and,ashes)


/E. E. Cummings "into the strenunous briefness"

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夕立があって気温が6度下がった。大きなガラス窓から外を見たら雨が激しく降っていていつの間に降り出したのかと思ったら既に遠くの方が明るくなってたからもう止むんだなって思ってるうちにやっぱり止んで、今日は、驚くべき集中力で本まとめて、そしたら3時間したところでプチってそれこそ糸が切れるみたいに切れてしまって、そのあとはもうさっぱり、アルファベットは知らない記号の集合体のようになてしまって、たったいま自分がノートした "Thinking is almost immediately smothered by an unthinkable array of ciphers"というカミングスの詩論だかの一文が頭に響いた訳です。"Because unthinkable, this array is promptly feelable to the eye - a feeling of unambiguouse entireness and bigness." カミングスのaesthetics of wholenessとかなんていうか知覚第一主義的なところが私の中でolafur eliassonと被ってる。卒論は相変わらず間に合う気がしない。

上の引用は全く関係なく。なんか、綺麗だったから。
この人のこういう、i doの入れ方だとかroses&helloをスペースなしで一気に書く感覚とかが、最初すごく好きで、知覚を薄めない為にやる突拍子もない構成やくちゃくちゃの文法っていう執拗すぎる異化は言葉をgestureにして、thinkableなこと/recognitionによって崩されかけてく全体性が、目と、ページ上の黒と白の配置を必要としたっていう話。



この人絵も描いたけど、詩を書いたのはやっぱり言葉を知ってたからなんだなあと思う。私は言葉をほんの少しだけ申し訳程度に知っているけれど、詩人じゃないから、そんなものもう指先からきれいに零してしまえたらいいのにとも思う。