こうも

暑いとどうしてよいのかわからない。

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夜行性の私たちはそれでも朝に起きなければならない生活をしているのでそしてむしろそれを私は選んでしまっているので朝起きてはみるのだけれど昼間って言うのはなんというか、なくていいんじゃないか。暑いだけだもの。カポーティが言うところの「果てしない午後の空ろな中間時刻」(もっと良い訳があるのではないかしら)には大抵の用事は終わっていて、それで大抵、夜に出かけるかどうかとか明日行くのとかそういうことを、友達と考えながら電話したり繋がらなかったりメール着たり無視しちゃったりしてるうちに部屋の中で一日が終わる。そういう生活は別に取り立てて楽しくもないし苦もないし、期待もなければ憂いもない。居心地の良い悪いは越えている。基本的に体はあんまり動いてはくれないらしい。幸い、楽しい時も鬱な時も内側に溜まったものがめんどくさいものとして(さらにめんどくさい諦観と愛を伴って)出てきてしまう種類の人じゃないので、そのへんは自分で楽だなあと思う。



今月はあと一週間もないんだって。