男の人特有の

落ち着き を持った人の書く文章が好きだ。目線が低いのか上から見下ろしているのか、冷たいのか単に一定温なだけなのかわからない、苦笑や冷笑さえもそのリズムの中に押さえ込んでしまったような、そういう文章は、女の人には書けない。

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たくさんの人を見ながら一体この人たちはどこから来るんだろうと考えた。自分も然り。ぼんやりと友達の部屋のゴミ袋を思い出した。ここにいる人数分のゴミ袋がゴミとして出されるのならばどうして私たちここに居られるんだろう。
それで人は、揃いも揃って流動性がありすぎる。困った。困った。