アルコールを通した喉で

たくさんしゃべっていたから喉が痛くなる。

それで私たちは、アメリカン・ビューティーの風に舞うビニール袋を、もしくはその様をビデオに収めるということを、美しいとも悲しいとも下らないとも思う心を持っているわけだ。「美しい」と平気で言葉に出して、本当にそれを思うんだ。7月の予定も決められないのに30になったときのことを考えて憂いを覚えたり、春の夜に寒さを感じるのはいつもなのに「春なのに」なんて言ってみたり、それで最後には、「手を繋いで歩く人がいるのは素晴らしいことだ」なんて言うから、こうやって私たちは頷き笑うんだと思ってまた話は続く。

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市役所から名駅まで友達を送って歩いた。地元案内みたいな感じ。家に帰ったら大量のクランベリーが待っていた。いつも買う店で、私は300円くらいの量を買うんだけど、今日家人に頼んだら張り切って1000円分くらい買ってきた。食べても食べてもなくならない、と言うのは嘘で、どうせすぐなくなる。ロンドンの友達から葉書が。もうすぐ帰ってくるらしい。


昼は靴を買う。今までに無い感じ。
ヘミングウェイが、つまらなくないのに進まないのは日本語で読んでるからじゃないのか。と勝手に判断して下巻からは原文で読んでいる。映画はやく見ないと授業が始まってしまう。注文してあるカミングスの本はいつ入るんだろうか。今日話してた友達が意外にもカミングス知っててびっくりした。どのくらい有名なのか知らないけどとりあえずここではキーワードになってないね。