そうそう。

tomocooo2005-03-22


東京にいる間にしたことの一つはディズニーです。
行っちゃった。




私なんかが何でディズニーなんて所に行ったかというとそれは去年、あまり親しくないかつてコーチだった人の結婚披露宴で運悪くも場違いなビンゴ一等東京ディズニーランドペア券!を空気読めよ。な勢いで当ててしまいどうせだから消費しましょう。ってことにからなのですが。それでペアで行ければいんだけど行けないからこの歳にもなってキャッキャと友達3人と行ったわけです。中学以来6、7年ぶりとか?覚えちゃいない。

周りの人はディズニーランドを激しく好くか激しく嫌うかにパキーンと分かれるのだけれど今回はもちろん前者と行ったので、入園するなり友達に従って首尾よくファストパスを取りアトラクションを選んでご飯を食べ夜景を見て帰りました。感想は取り立てて。常軌を逸したとんでもない感は相変わらず。心から楽しいとも思わず心からあきれもせず。言えるのは、私はあそこはやっぱり好きじゃないし(まあひどく嫌いもしないけど。)私と行っても楽しくないでしょってくらいか。

ディズニーにいる間、マイケル・ジャクソンネバーランドのことを考えてた。切迫感に固められたマイケルの逃避で出来上がってる分、あっちの方が虚構感はむしろ薄く激しく痛々しくも健全にすら思えて、ディズニーランドの中のピーターパンじゃ彼の心は癒せないんだろうなとか思いながらたくさんの耳をつけた客を見てた。当たり前かもしれないけど、客は自分らとディズニーの世界にしか興味はないね。客は他の客を気にしない。それはディズニーにいようと街にいようと同じで、でもその感じが今回一番強く感じてすごい嫌だった。夢の世界は限られてる。与えられた夢を持って愛が向かう先はない感じ。こういうこと言ってること自体既にユメ的になってきてるのは承知で言うけど、ディズニーランドには、悪いけど愛はないよ。
でアトラクションは、ハニーハントが一番とんでもなかった。完璧にプログラムされた機械のあの動きっぷり!そしてプーの気狂いっぷり!エンジョイ!プーの頭の中とホーマー・シンプソンの頭の中ってけっこう同じなんじゃないかな。原作のほうじゃなくてね。

あとはもうスタッフにただただ感心して悲しくなりました。君たち完璧だよすべてにおいて。あそこで働くのってすごく大変なんでしょう、いくらもらえるのかしら。とか考えてた。休憩中の会話とか。なんとかレンジャーの類の裏とはまるで別物だと思う。

で話し飛ぶけどこのスタッフのレベルにおいては今日入ったジャスコの食品売り場の店員は全く引けを取っていなくてこれもびびった。友人と一緒にササーッと入ってって目的のものがなかったからササーッと出て行く間にふと目に付いた明治チョコレート78円。を買っただけの私に78円以上の丁寧な動きを見せたあの店員。最初と最後にきちんとこう、両手をおへその辺りでそろえて腕で立派なひし形を作ってお辞儀。てのはすべてのジャスコでやってるのでしょうか。それはそれですばらしいけど「シードルありますか」の質問に「シードルってなんですか」と返した青年を酒売り場に置いておかないほうがいいよ。

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アリスのポットとカップはセットで買うととんでもない値段になってしまうけれどカップだけでも買えばよかった。ディズニーのお菓子はおいしいけれど製造してるのは実は家から程近い場所にある工場だという事実。