バイトのはなし。

昨日、キセルのインディーの時のCDで持ってなかったやつをamazonで購入。
早く届かないかなーとうきうきしながら今日も雨なのでまたキセル聴きながらバイトに行きお客さんの探してる本を取りに行ったときよしもとよしともの「青い車」の表紙を見かけた瞬間案の定頭の中はスピッツの「青い車」が流れ出してさらに気分よくなりついでにフィッシュマンズも流れたらポラリスも流れてカウンターの中で小声で口ずさんでたら女の人が諸星克己のエッセイを買っていったので急に光GENJIになって思ったのは部屋のステレオからも気分に応じていろんな曲がどんどんリンクしながら流れたら面白いだろうなってこと。句読点使わないって難しい。



今日のバイトはこんな感じ

同い年くらいの女の子に「エプロンシアターの本どこですか」って当たり前のように聞かれた。なんですかそれ。エプロン?劇団?お笑いコンビ?「タイトルか何かお分かりですか」って聞いたら「え とにかくエプロンシアターの作り方が載ってればいいんですけど」って言われた。え、作るの?戸惑いながらも検索かけて在庫調べてみたら「エプロンシアターの作り方」だとか「エプロンシアターの楽しみ方」とかが20件くらい。すべて在庫ゼロ。だからなんなの、エプロンシアターって。

あるタトゥー専門誌を買ったお客さんに特製の手ぬぐいをあげることになっている。でもなかなかその手ぬぐいがなくならないから最近はその雑誌を買った人に一気に3枚とかもらってもらうようにしてる。今日その雑誌の前で立ち読みしていたやんちゃそうなイカツイ男の人に「これってまだ手ぬぐいあるんですか」と(丁寧に)聞かれたので「ハイ」と答えると、じゃあって感じでその本を持ってレジに来た。手ぬぐいを渡すとき、「実はいっぱい余ってるんで良かったらたくさんもらっていただけませんか・・・」と聞いてみたら笑顔で5枚ももらってくれた。そのうえ小さな声で「あ、買ってよかったです」なんて感想までくれた。

もうあと5分で閉店だーさあさあ帰れ帰れ なんて思いながらカウンターの中でボーっとしてたら横から男の人が「あのう・・・」と声をかける。「はい」と答えると、その人はこう言う。「あのう、実は娘がお宅で万引きしてしまいまして、今交番に行ってきたんですが・・・」。横には本屋の敵・万引き少女(っつうか大学入りたてくらい?怖ろしく普通な子。ノンノとか読んでそうな)が無表情で立ってる。交番に"行ってきた"?自首?とか思いながら店長を呼びに行く。あの親子は帰り道にどんな話をするのだろうか。