影が絵。

tomocooo2006-01-07


このまえロッテ・ライニガーの映画を見に行ったのだけれどもそれはそれは良い物で、暴力的な寒さの中朝っぱらから張り切って見に行って場所と時間のせいか年齢層の高い劇場内で至福の時。視覚的ディテイルのあまりの細かさにたまにプロットからふって意識が抜け落ちる(寝るわけではない)くらいのアニメーションでした。ただ最初ホラー映画が始まるのかと思った、いかにもドイツらしい仰々しさというか、影絵って怖いし。なんせ影だし。実体を欠いたはずの影が堂々と実体として存在しているかのような怪しさとそれこそ幻想が漂っていて見ていて心地よいのにどこか安心しきれない感じは魅力的。
来週までやってるからまた見に行きたい。

http://www.reiniger-world.com/


ロッテライニガー東京だけかと思ってたら学校にポスター張ってあってわわっておもったんだけれど、もう一個見たかったのに行けなかった『ドイツ写真の現在』は来月まで京都国立近代美術館でやってることを聞いてもうこれは、京都行こうかな、近いし。あとあろう事か原美術館のエリアソンをまだ見ていないのだけれどあれも3月まで延期だそうで、でも月末に行くのだけれど、とにかくなんで自分がまだ見ていないのかがわかりません。ちなみに身近で既に見た人二人が全く同じ感想を言ったのだけれど一人はそれが良かったと言い一人はそれが悪かったと。





それにしても今朝も寒い。と思ったら雪。年明けてから元旦をのぞけばかなりしっかり朝から起きてる。2日バイトで地下鉄の改札を出たところから福袋目当ての人たちの規制が始まっていてあの日天気悪かったのになんなのこれってびっくりして開店したら下から人が走る音がどんどん聞こえてきてうわってああいうの初めて。でもちろんうちのフロアには誰も立ち寄らないからぼんやり階段とか走る人を見てた。もう7日じゃん。