青い車

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知らないうちに・・・。

私（８３年生まれ）年齢的に９０年代の若者ではあったかもしれないけれどいわゆる「９０年代の若者」とはあんまりいえない。てかぜんぜん言えない。私くらいの歳の人がフィッシュマンズだとか小沢だとかに抱く気持ちと私よりあと３,４こ上の人たちが抱く気持ちは絶対に同じにはなり得ないと思っているし、だから９０年代がどうのこうのいう話はやっぱりわかりにくい。それがどうであれ、私もしくはそれ以下の年齢にとって「あの頃」の「ああいう感じ」は一種の憧れでしかないと思うし、少し上らへんにある、一番近そうで一番遠い世界観でしかないと思ってる。だけどそれでもやっぱりあの空気は、噛り付いてるんだよな、体のどっかに。リアルタイムをリアルタイムとして受け止められなかったもどかしさみたいなものと一緒に。
私これ見るかなあ。どうかなあ。